白髪染めとパーマの順番

カラートリートメントによる白髪染めの利用を検討している人の中には「パーマをかけている」という人も多いでしょう。

 

さて、ここでひとつ問題です。

 

カラートリートメントによる白髪染めと、パーマと、どちらを先にやるほうがおすすめでしょうか?

 

先にパーマをかけるのがおすすめ!

さて、先ほどの問題の答えをさっそく言ってしまうと、「パーマを先にかけて、カラートリートメントによる白髪染めはパーマの後にする」というのがおすすめです。

 

これにはちゃんとした理由があります。

 

カラートリートメントによる白髪染めは、ヘアマニキュアと同様に、「髪の表面を、色素でコーティングする」というものです。
このコーティングを先にやってしまうと、パーマをかけた時に、そのコーティングがパーマ液をブロックしてしまい、浸透性が非常に悪くなるのです。

 

そのため、パーマを無理やりかけるために通常よりも強い薬剤を使ったり、最悪の場合「ブリーチ等でいったんカラーを落とす」ということが必要になってくるケースさえあるのです。

 

白髪染めを使い始めてからのパーマのタイミング

というわけで、カラートリートメントによる白髪染めの使用をこれから開始する、という人にとっては「先にパーマをかけておくのがおすすめ」と言えるのですが、白髪染めを使い始めてからは、どうすればいいのでしょう?

 

これについては「カラートリートメントをつけて数週間たって、あと数日でまたカラートリートメントをつけ直す、というタイミングにパーマをかける」というのがおすすめです。

 

数週間もたてば、コーティングにもすき間ができてくるので、パーマ液の浸透にも、さほど支障をきたさなくなるでしょう。

 

もちろん、可能であれば「パーマをやめる」というのが一番おすすめでしょう。
パーマ液はどうしても髪や頭皮にダメージを与えてしまいますから、使わなくていいのであれば、それに越したことはありませんよ。